会社(法人)の決算時期は、任意の時期に決めることができます。
法人の、一番多い時期があるのですが、いつかわかりますか?
答えは3月決算法人です。
官公庁も4月から3月まで、学校も4月から3月まで、そんなのがあるので、3月に決算月をされる方が多いようです。
3月決算の場合は、5月に確定申告をするのですが、11月に予定申告といって、もう一度申告と納税をしなければならない会社があります。
その基準は、前期の申告の時に法人税額が20万を超えた場合です。
じつは、中間の申告のやり方には2種類あります。
一つは、前期の法人税の金額の2分の1を納付するやりかた。(前期実績による中間申告、一般に予定申告といいます)
もう一つは、確定申告同じ方法で仮決算を行ない,中間申告書を作成するやり方です。(ただし、手間はかかります)
どちらを選んでも、よいのですが、今期の会社の資金繰りを考えて、選択するとよいでしょう。
たとえば、前期に比べて、今期の業績が下がっているのであれば、仮決算方式を採用するほうが、中間納税額は少なくてすむことになります。
日ごろの、経理処理がうまくいっていれば、どちらにするか悩むことは少なくなりそうです。